褒めてから

残念大山の余波をガッツリと引きずりながら、月曜日のレッスンを終えました。実は下山中に帽子の間に蚊らしき虫がぶ~~んと入って来た感じがありましたが、足の長いクモのような虫が怖くて半泣きで下山する娘を制しながら手をつないだまま足元確保に余念がなかったので、蚊を払うのも忘れていました。そしたらば、額にたんこぶのような大きな腫れが2カ所も。眉毛の下にも刺された痕が。うわーーーこれは噂のブヨかな??娘の虫刺され薬を塗って寝ましたが、翌朝3倍に腫れていました。

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これはまずい。凄い腫れです。塗り薬を変えてみましたが、翌々日。更に腫れあがりました。ひー。最初は感じなかった痒みが徐々に増してきます。ネットで調べて、塗り薬の変えたら次の日は腫れをキープしたままでした。それにしても日曜日まで見事な腫れっぷりでしたので、今朝酷かったら病院へ行こうと決めて寝ましたら、ようやく小さくなりました。折角ポイズンリムーバーも買って準備していたのに、何の役にも立ちませんでした。今後は養蜂家のようなネットを帽子から被るしかありません。マダニ騒動といい、ブヨも私には関係ない事と思っていました。家族は誰一人刺されていません。

 

日曜日の夜聴いたラジオ番組で、あるヴァイオリニストが子供の頃の先生が大好きだったという話をしていました。レッスンの度に褒めてくれたという事でした。とにかく褒めてもらったことしかないと。この時点で耳が釘付けです。褒めてもらえるのが嬉しくて、またレッスンに行って、行ったら褒めてもらえて。そしてどんどん伸びて行ったという内容でした。最近の私のレッスンはダメ出しの方が多くて、先ず褒める事がないなぁと反省しました。褒める時は最大限褒めないと伝わらないのです。もちろん良かったよ、上手になったね、よく練習してきたね、いいねとはいいますが、それからの注文の方が圧倒的に多い。匙加減の難しい所です。褒めるという、大事な事を忘れていたなと思いました。

私の過去にも重なる事です。高校生になって出会った恩師は、気持ち悪いくらいに褒め倒してくださいました。毎回純ちゃん凄いねとか、貴方は素晴らしいとか、痒くなるくらいに褒めちぎって下さるので、今のどこがいいのだろう?????と思う事ばかりでしたが、ブラボーブラボーーと、毎回褒めて下さったのです。この効果が恐ろしい破壊力を持っていまして、毎回凄いと言われますと、自分が何でも出来るのではないだろうかとを勘違いをするのです。それからビックバンが起こり、謎の開花をしました。思うに、ピアノで今まで褒められた記憶がありませんでした。もしかしたら先生はどうせだめだと思い込んでいた私を正常に戻すために、誉め言葉の集中豪雨を浴びせていたのかなぁと思うばかりです。ごめんね、生徒さんたち。いい所はもっと最大級の誉め言葉が必要なのですね。褒める時は最大限、自分で考えて出来る子に導けるように、これからも勉強していきます。

 

 

 

 

安佐北区 ピアノ教室 可部 あき亀山 ピアノ教室ブリランテ 褒めて褒めて