今日は県民文化会館にて、小林愛美さんのコンサートに出掛けました。
座席が満席で、彼女の人気や世間の関心の高さを目の当たりにしました。
クラシックのコンサートで満席になるのは珍しい事なのです。
その演奏は、よくコントロールされた綿密なもので、詩情も色彩も非常に多彩であり、響きの層が幾重にも重なってたわんだりゆがんだりし、空間を自在に操っているかのように聴こえました。
モーツァルトも素晴らしかったですが、ドビッシーも本当に素晴らしかったです。
こんなドビッシーがあるんだ、、と思いました。
ショパンはとても上品で洗練された素晴らしい演奏でした。

リストのペトラルカの詩的な響きの後に、地獄の蓋が開くダンテソナタは圧巻で、鳥肌が立ちました。
次世代を代表する素晴らしいピアニストを聴くことが出来て、家族に感謝です。
子供達は、私が家を空けるので大ブーイングでした。ごめんね。

安佐北区 ピアノ教室 可部 長西 純子ピアノ教室