導入期のレッスンを何人かの生徒さんのレッスンを思い起こしながら、書き綴っていきます。
実際にピアノを弾き始めるまでは、楽譜を参考にしながら一人一人の個性に合わせたベストな方法を組み合わせて多角的に繰り返しながら進めています。
導入期と申しましてもこの時期が非常に重要です。この時期に悪い癖が付くと大きくなってから直すのは大変です。幼少期に正しい訓練を受けることが優先される事です。
小さい子供さんは集中出来る時間が短い事が多いので、興味を如何に持続させるか、飽きさせない工夫を常にする必要があるのですが、音色、音の高さ、大きな音、小さな音、明るい調性、暗い調性、楽しい曲、ピアノだけではなくオーケストラや弦楽器、管楽器、声楽、オルガン、太鼓、あらゆる音を聴いてもらいます。
そして、どんな印象を持ったか？？どんな気持ちになったか？？言葉で聞いたり身体で表現してもらったりします。
導入期レッスンは常に実験的で学ぶものが多くあります。創意工夫の宝庫であり、一番生命に近い場所に居るのではないかと、今日も試行錯誤をしております。
安佐北区 ピアノ教室 可部 長西純子ピアノ教室 導入期のレッスン