ピアノ教室 ブリランテ > ピアノ > しばらく寝かせて、再び出して

しばらく寝かせて、再び出して

月末のレッスンを終えて、どどどっと8月になだれこみました。

私の住んでいる地域の小学校は夏休みスタートがとても遅く、ようやく7月末から夏休みです。レッスンの前に我が子の宿題に雷を落としながら付き合っています。怖いお母さんでごめん。

7月最後のレッスン、発表会の曲から解放されて新しい課題に取り組んでいる生徒さんばかりでしたが、レッスンの最初は発表会の曲を全員リクエストしました。これは、長く構築に時間を掛けた作品を、今後レパートリーとして大事に弾き続けて欲しいという願いがあるからです。なので、選曲も持ち曲として愛されるように配慮しました。本番が終わってしばらくして弾いて貰うと、今までよりもうんと良い演奏をする人もいれば、一気に崩れてしまう人もいて、取り組みの差が白日の下に晒される事に思わずクスリとしてしまいます。それでほらほらーこないだ弾いた曲だけど、どうしたのかなと尋ねたら、てへ、な反応。よくわかるよね、時々思い出しては弾いてね、とお願いしてからレッスンをしました。ゼロから曲を作り上げる時に音符しか読まない人が多かったです。楽譜を読むとは、音符だけではなく、全て読むことです。口を酸っぱくして伝えても、どうしても音を出してとりあえずの形を作ろうとしてしまうので、演奏家に取って楽譜はバイブルであること、作曲家が残した手掛かりを読み込んで表現する事を怠らない事を、各々伝えました。おうちに帰ると元通りにならないように、日々気を付けて行きましょう。間違えず、取り合えず、なんて、セリフの棒読みですよ。

8月になってしまったので、私も練習再開しなくてはなりません。発表会終わってから今まで、自分の練習何もしていなかった。あああ、また元の木阿弥。

 

 

 

 

安佐北区 ピアノ教室 可部 あき亀山 ピアノ教室ブリランテ レパートリーを持つ意義