思いがけない再会

先日、所属しているピアノ指導者の会報をパラパラめくっていたら、演奏会の紹介コーナーで、ん⁇と目が止まりました。
僅か5mm×5mmくらいの顔写真でしたが、何処かで見たことのあるような顔で、普段なら読み飛ばす所をじっくり観察していると、
あら、この人は…⁇もしかしたら⁇
名前も何と無く記憶にある名前…

調べたらイタリアのコンクールで一緒になった、超絶美人のお友達でした。
びっくり‼︎

ポッツォーリコンクールの追憶話、一回ブログに載せて以来立ち消え状態ですが、決してフェードアウトした訳ではありません。
この機会に続きを書いて行きますね。

ネットでお名前検索したら、ご本人様にヒット。ブログも見つけて、早速コンタクトを取り、オンライン上の再会を10年振りに果たしました。
会話が成立した頃から、10年前の記憶が蘇って懐かしさに溢れました。
今の私は、とにかく人生はみ出さないように、ピアノの先生の集まりで浮かないように、自分が表に出ないように、対人関係に置いて失礼の無いように、連絡系統で間違いないように、、、、とありとあらゆるものをぎゅうぎゅうに押さえ付けて、品行方正の自分を演じるのに必死ですが、あの頃はもっと素直で感性も豊かで、勢いがあって、今は退化してしまった第六感がピリピリと冴えていました。
今は…その全てが退化した感があります。
人生守りに入ったせいでしょうか。

彼女は、私が忘れていた事を覚えていて赤面しました。あー若かったわあ。。
あの頃は、現実から逃げたい一心で日本脱出出来るならと、コンクールやら必死で受けて留学の道筋をつけることに情熱を燃やしていましたよ。本当に懐かしい。

彼女との再会で、忘れていた大事な事を思い出しました。
素直な心に直感は降ります。
曇った気持ちで音楽にはむきあえません。
あの頃の生き生きとした感受性の源は、素直さに尽きます。
体裁を取り繕う鎧や兜は、あまり華美にしないように…
そして、いつまでも美しくあるように努力はすること、、、今更。。
友人は、本当に美人さんで今も変わらずでした。
私はシミや白髪が激増して、痩せて貧相になりほうれい線が目立つから人生諦めていましたが、歳のせいにして甘えてはいけない、少しは努力しようと思ったわけです。
老けるにはまだ早い!?

安佐北区 ピアノ教室 可部 長西純子ピアノ教室