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良質のものを身につけるには

以前も取り上げた内容かもしれませんが、楽器は無くてもピアノは弾けますか?という問いに対しての私の考えを述べます。
これは、電子ピアノでもいいですか?というものも含みます。
日本が高度成長期の頃は、ピアノを習う子供がたくさんいて猫も杓子もピアノ教室みたいな時代がありました。今は核家族化が進み、価値観も多様化しています。
何故ピアノを習うことに魅力があったのでしょうか?それは音楽が本物であるからではないかと思うのです。どんなに合理的な世の中になっても、専門の職人が存在しなければ生まれない技術も美もあるのです。インスタント食品のお湯かけて完成する決まった味とは違って、その都度よく出来たり失敗したりする賭けの様な先の見えないものでは、工夫や反省が加わって日々良くなって行きます。
大人は騙せても子供は騙せません。子供は素直だからです。小さいうちから本物に触れた子供は、本質を見抜きます。直観力が冴えます。最初が肝心なのです。
タッチの重さ、音の響き、音の色など、100の説明よりも1つの実物で伝わります。
本物が必要であるとは、つまりそういうことなのです。
出来ればアコースティックの楽器がいいです。

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安佐北区 ピアノ教室 可部 長西 純子ピアノ教室