発表会の意義

9月に入ってから、いよいよ発表会に向けての準備も始動を始めました。
生徒さんは曲が決まって既に取り組んでいる人もいますし、これからスタートする人もいます。本番の舞台というのは経験して経験して、自分で体感して行くものです。
会場の雰囲気や、お客様の様子などを感じ取って緊張もします。
でも、そこで思いっきり演奏をする度胸も身につけましょうね。こればかりは経験するしかありません。緊張するからと逃げてばかりではいけないのです。
誰も自分の代わりにはなってくれないのです。みんな緊張はします。
緊張感は、一種の博打です。うまく行くか、失敗するか。
失敗といって撃沈してもいけません。失敗からしか大事なことは学べないのです。だから、若いうちからどんどん恥をかいて大きくなってもらいたいです。いろんな意見や批評を聞いて、次に生かして欲しいと願います。
そして、緊張しなかった場合は、油断しては行けません。次は上手く行くとは限らないからです。
こういったことを何度も繰り返して、演奏はどんどん磨かれて行きます。演奏が磨かれるということは、人が磨かれるのです。なので、年に一度は必ず開催します。本当は二回くらい出来るといいのですが。
今年はゲスト演奏にオーボエ奏者の友人に出演をお願いしました。みなさん、楽しみにしていてくださいね。

安佐北区 ピアノ教室 可部 長西 純子ピアノ教室