ペダリング

まず、ペダルの踏み方ですが、自分の背に合う椅子の高さを設定して座ります。
椅子には3分の1の深さで腰掛けてやや前かがみになれるくらいに座りましょう。
足は肩幅程度に開いてそのまま立ち上がれる幅にしています。
右足を一番右端のダンパーペダルに使いますが、この時に注意する事はかかとは床に付けたまま離さない事です。かかとを上げたり離したりして踏まないで下さい。コントロールするのは足先で、やはり3分の1上で踏みます。丁度土踏まずの上の足指の関節の根元でペダルをコントロール出来るようにします。ペダルも全部踏むのではなく、ペダルの先3分の1を使用します。
ペダルの踏み込みが強いとペダルを踏んだ時のガックンという音が出ますが、これは出さないように柔らかく8分目程度で調整します。
軽く踏んでハーフペダルにする事もあります。深く踏んでフォルティッシモにする事もあります。
踏み方のコツでは、ガックン音を出さないこと、かかとを床に付けてコントロールする事、ペダルは足先3分の1の肉の上でコントロールする事、耳を使って不要な濁りを作らない事です。
次回は踏むタイミングについてお話しします。

安佐北区 ピアノ教室 可部 長西純子ピアノ教室