昨日の続きです。
指先を使ってロボットにお花を摘んで貰った訳ですが、全身の筋肉と筋を使い、神経に意思を伝達させて力をかけた指先に、意識を集中させて動作を行いました。
ロボットという架空のものを作り上げてイメージするのが難しかったら、実際に利き手ではない手で箸を使い豆を摘まんでみて下さい。
簡単に出来るでしょうか。
時間がかかるでしょうか。
ピアノの動きも利き手ではない手を使う時と同じくらいの神経を使うものです。
しかし、慣れてくると練習の指や身体の使い方は惰性になります。
ゆっくり練習する時に細部の動きの連動を、しっかりとイメージしながら弾きます。
それから速いテンポを弾いてみます。
ゆっくり弾いた時とは違って、まるで手が別物のように動きません。
指先に重さをかけたら、手首から腕は自由にして手首は支える為に、腕はぶらりとさせて
骨に肉がぶら下がっている、とイメージしてみて下さい。
広島市 ピアノ教室 安佐北区 長西純子ピアノ教室