実体験から

いい加減新しい話題に移ろうかと思案していた所ですが、書き始めたついでに私の体験談としてイメージトレーニングについて記します。
人生にはいいこともあり、その逆もあり、その禍福は糾える縄の如しで生き様に妙味を与えるものです。修羅場をくぐり抜けたら、お陰様で成長したと実感します。何もなければそれまた有り難いものなのです。
ピアノを通しての修羅場を何度か経験しましたが、大学院修了試験前にこれは絶体絶命だと思う事を経験しました。
試験の1ヶ月前に右親指の第二関節の関節胞が破れてピアノが弾けなくなりました。生まれて初めてギブスを巻いて固定された手を見て、それは痛くてたまらなかったのですが、傷が修復する間では動かしてはいけない、ピアノは弾けないと言われ、絶望しました。どの位かかるのか??2週間は動かせないと言われたような気がします。丁度年末の27日くらいの出来事で修了演奏会は1ヶ月後なのに、私はまだ曲が出来上がっていなかった上に先生も学校へ月に1、2度お見えになる多忙な方で、レッスンがその時期少なかったのです。そのうち一曲はまだ一度も聴いて頂いてなかったのです。

安佐北区 ピアノ教室 可部 長西純子ピアノ教室