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大人と子供の発想の違い

雨が良く降りましたね。今月は大雪になったかと思えば、春並みに暖かくなったり、かと思えば、冬かな?と思うくらい雨が降ったりしました。今日は久しぶりに気温も高く晴れていますが、明日はまた雨らしい。

大人の生徒さんとレッスンをしていたら、子ども目線ではない事の発見が沢山あってこれまた面白いです。例えばカデンツの指使いを書いて貰ったときに、右手と左手と同じ指使いでいいですよね?と聞かれました。同じ音だから一緒だと思っての発想ですが、真ん中に線が入った時に右と左は観音開きになりますので、指の生え方が違うわけです。右手は内側に親指があって、左手は外側に小指があって、重ねても一緒にはなりませんので指使いが一緒にはなりません。でも一緒かなと勘違いしてしまう事もあるのですね。そのことを説明しながら、人間を造った神様はなんてすごいのだろうと思いました。リズムの説明をする時も心臓の鼓動が拍感だと説明しますが、演奏で一定速度を保つことは、慣れていないと難しいことなのだなと気が付いたりします。自分には当たり前でも人には当たり前ではない事はたくさんある。そんな気づきを見つける日々のレッスンです。よく観察して分析してみましょう。

 

 

 

 

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