今朝寝ぼけ眼でスマホを見ていたら、（目覚まし時計がケイタイなので、ついついニュースやら見て布団から出れない）蓮舫さんのインタビュー記事がありました。それに、今から５年後の事を考えて行動する、だったような内容の話があり、目がピカーーンと覚めました。同じようなことを大学で大変お世話になった鬼のK嶋先生からも言われたのです。昔は恐ろしい鬼でしたが、今は仏の領域で、２年前の演奏会は神々しくて、天上の香りがするような神の領域でした。その昔、先生から言われたことは、今から１０年先の事を考えてやりなさい、という事でした。多分毎回大事な事を口を酸っぱくして私達に伝えてくれたはずですが、右から左に抜けていました。多分、私が生徒さんに伝えている事も”すごく良い事言った”と自己満足しますが、当の生徒さんには、ひとかすりも伝わっていないのでしょう。その現実も同時に知り、切なくなりましたが、師匠も同じだったのです。とほほ。それでも先生は大事な事、当たり前のことは淡々と伝えなければならないのです。言葉や表現を変えて、たとえ落とし込まれなくても諦めないで言い続ける。指導には妥協は必要なく、諦めてはだめなのだと思いました。
その、１０年先の事を考えてやる、という事は日常に於いてもいえる事です。日頃私は些細な不満を一瞬で改善出来ない事にジレンマを感じ続けていますが、今の状態を今から１０年後にどうしたいかを置き換えて考えたら、１０年間もぐちぐち言うのは無駄であると分かります。１０年後、５年後の事を考えたら、行動が変わります。今からどう行動するか、に気持ちがシフトします。今の自分のピアノ練習も出たとこ勝負で何一つ蓄積されていませんが、１０年後にどうしたいか、どうなっていたいかを考えたら、やっつけ仕事をしてもしょうがない、と分かります。いい文章に出会えました。そして、師匠の金言が今更になって爆発。つくづく勿体ない事をしている人生です。
勿体ないを減らしたいですね。無駄ばかり回り道ばかりですが、今を大事にして行動すれば１０年後のベクトルは変わります。
安佐北区 ピアノ教室 可部 あき亀山 ピアノ教室ブリランテ 金言炸裂 １０年後