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勝ちに不思議の勝ちあり

心配していた台風25号が広島から遠くを通ってくれたおかげで、土曜日のレッスンが滞りなく済みました。明後日にコンクールを控えている生徒たちも最後の仕上げをしました。

コンクールを受ける生徒さんたちにはまだまだ言いたい事が山ほどあるのですが、自分で気がつくように伝えます。こちらが言ったアドバイスを秒速で忘れる子もいますが、楽譜を読み込んで、出したい音色に近づくようにこれからも切磋琢磨しましょう。きっと自ら気がつくことがあります。

私の好きな言葉に、松浦静山の

勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし

という言葉があります。

ボヤきのノムさんが著者に書いていらして知りましたが、正にその通りです。

負けるには理由がある。コンクールは予選があって本選で順位がつく以上は、演奏を通した勝負です。落ちたらば、原因があります。そこにしっかりと目を向けて、次に生かしたら良いです。その作業は身を削がれるくらいの痛みを伴いますが、それは成長の為の脱皮です。経験ば自分を強くします。何か掴んで来て下さい。

偶然の勝ちはラッキーですね。いやいや、予想外のアンラッキーになるかもしれません。

どっちに転んでも、人生万事塞翁が馬です。気楽に挑戦しましょう。やらないで後悔するよりも、ずっと勇気のある人です。

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