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何を目的に学ぶのか?

時折、ピアノを持っていないのですが、ピアノを習うのは可能でしょうか?というご質問を頂きます。また、これからも楽器は必要ですか?と言ったご質問も頂きます。
多少奥歯にものの挟まったようなもどかしさを伴う問題提起です。
現代の住宅事情や、将来的な展望を併せて出費が絡む問題がありますので、言わんとされることは分からないでもありません。
いざ、楽器を準備してレッスンに通わせたはいいが、2,3年もしたらさほど練習もしなくなってフェードアウトしちゃった、というのは決して無い話ではありません。
かと言って、水泳教室は、週に一度通うことはするが、それを習う為に自宅にプールは必要無いでしょう。
もし、ピアノを習ってみたいが楽器は無い場合、今すぐ準備しなくともいいです。
続けてみながら、ソルフェージュや歌を行い、指をどのように動かして行くのか、ピアノって面白いのか、何をするのか、実際にやって見ないとわかりません。
それが続いて来て、ピアノで弾けるまでになった時、紙の鍵盤では音がどのように鳴るのか分からないのです。大事な音感が身につかないのです。
また、ピアノが上達するには、練習が必要です。楽器演奏には、繰り返し反復練習が必要です。練習しただけ上手になります。野球が上手な人は、一日に何回となく素振りをします。ゴルファーは一日に数百から千球近く打ちっぱなしをします。
上達するには練習が必要と分かったときには、楽器は必ず要るものです。
美しい音が出る楽器は幼い子供さんほど必要です。
楽器は無いけどピアノは習わせたい場合、音楽の基礎や人並みに楽しく弾ければ、など、疑問質問は希望する先生に相談して行くと良いでしょう。

安佐北区 ピアノ教室 可部 長西 純子ピアノ教室