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モーツァルトの装飾音符

古典やバロック時代の装飾音符の入れ方については、様々な学者先生がこう弾くといった研究手引きを出版しておられて、初めて取り組む人達の重要な手助けになっています。
その中でもC.P.E.バッハの正しいピアノ奏法は、古典派の作品を演奏する際に知っておくべきものでしょう。
装飾音符は前打音、後打音、トリル、モルデント、ターン、などありますが、出くわす度に、
この装飾音は上から弾くのか、下から弾くのか、どれだけトリルを入れたらよいのか、迷うものでしょう。基本を押さえておきたいものです。
装飾音も古典派のものと、ロマン派のものでは性格が異なります。最終的には「演奏者の経験、良い趣味、洗練されたセンスで解決」ーーC.P.E.Bachーーーして、多くの楽曲を学びながら装飾音の入れ方も身に付けて行きたいものです。
楽譜は必ず原典版を使用し、そこに書かれている註釈を読んで奏法を試してみましょう。

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