鉛筆で記入

全体をざっと弾いて主題は何調で始まり何小節あるか、展開はどの位の割合か、などの数や量的なことを弾きながら頭の中で把握します。
指遣いを書いて、しっくりとくる運指を探ります。
指遣いを書くと更に弾きやすく覚え易くなります。曲に書かれている指示にも全て注釈をつけておきます。
ゆっくりのテンポでメトロノームに合わせて止まらないで弾く様にします。止まる所は譜読みが浅かったり音が前の音よりも離れている場合が多いです。楽譜を見たまま鍵盤に目を落とさないで弾くように、つっかえた小節を取り出して弾きます。
つっかえた所は何が原因か、鉛筆で記入しながら練習を行います。音の間違いをするなら丸で囲む、難しいパッセージなら☆マークを付けるなど、自分が分かり易いように工夫して克服して行きます。
こういった練習を繰り返して、少しずつ全体のテンポを上げて行きます。