ピアノ教室 ブリランテ > ピアノ > 実例として 暗譜の仕方

実例として 暗譜の仕方

暗譜のやり方にコツがあって、これをこのように行えばみんな必ず出来ます。

というものでもないと思っています。何故なら自分で演奏するには自分が楽譜を読まなければ先には進まないからです。なので、一例として実際に試して見て下さい。
暗譜をするのは自分であることを自覚したら、どうしたら良いのか一生懸命考え、右往左往してみることです。この過程を経ずして上達はないでしょう。その上で良いやり方など聞いたり調べたりして、暗譜が出来た体験を積み上げて行く事で、自分なりのベストな方法が見つかる筈です。見つかる頃には暗譜に拒否反応はおこらないと思います。

まず、作品の背景や作曲家について調べます。
いつの時代の作品で同時期の他の作曲家に誰がいたか、誰に師事していたか、ピアノ曲以外にどんなジャンルの作品を遺した作曲家か、たくさんの情報を知ることです。
調べる事で知識も増え、触手を伸ばして他のいろいろな事にも知りたい事が出て来ます。
どんな家族構成だったのか、どんな環境だったのか、立体的にして行きます。
楽譜を見ながら全体を通して弾きます。
楽語や指示してある言葉に意味を書いて行きます。