ピアノが大好きで、練習も好きで弾けるのが嬉しくて、毎日毎日ピアノを弾いていた頃を思い出しました。
その頃は可能性は無敵で、水だけでどんどん伸びるモヤシみたいな感じだったかもしれません。
ところが、小学6年生になる前に音大受験を意識して、芸大受験の先生を紹介して頂いて本格的にレッスンを受け始めた途端、ピアノがどんどん面白くなくなってきたのです。男性の厳しい先生でした。
そして、中学2年でピアノを辞めてしまったのです。
これは私の人生初の大事件でした。グランドピアノを買って貰い、ますます練習に勤しむ時のさなかでした。
全く弾きたくなくなりました。こんな気持ちになった事も悲しかった。
しかし、もう一切を受け付ける事が出来ませんでした。
それが、恩師の光井安子先生に出会い、純ちゃんに取って音楽は何なの？？？と聞かれ、しばらく返事に窮しました。今までレッスンでは受け身であり、質問される事がほぼ無かったから考える脳がなかったのです。
好きなもの、、、です、、と答えた瞬間の先生の顔の輝きは忘れられません。
そう、それでいいのよ、それが貴方の答え。と。
高校2年の時です。
好き。という素直な気持ちを取り戻した事、間髪入れず、それが答えと言った先生はすごかった。
私は現在レスナーとして、ピアノが好きな人として、生きています。
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安佐北区 ピアノ教室 可部 長西純子ピアノ教室