ピアノ教室 ブリランテ > ピアノ > 導入期のレッスン⑥

導入期のレッスン⑥

前回書きました2歳の生徒さんは、ピアノレッスンが一番早いスタートではなかったかと思います。
現在3歳の男の子を教えていますが、2歳のうちから少しず楽器に触れたりト音記号やヘ音記号などの記号、楽譜を見ることから始めました。小さいうちは手も小さく一つ一つの指を独立させてピアノを弾くのはやはり難しいです。一本指打法で音を鳴らすか、掌を使って鍵盤をぺちぺち叩く事が多いです。それを少しずつグーやチョキで黒鍵を掴む練習をしたりして、固まりを覚えて行きます。声に出して音を歌い、弾いた音を確認します。
お父さん指、お母さん指、などから少しずつ1の指、2の指…と言葉を変えて行きます。
これも長い時間をかけて同じことを何度も繰り返し行います。
よく観察してみると、一つの指を使って鍵盤を弾かせてみると大体の子供さんは利き手の人差し指を使います。
余談ですが、字の通り人差し指は人やものを指す時にも一番に使いますので、5本の指の中では使い易いのでしょうか?親指では指さないですね。前述の通り子供さんに鍵盤を弾いてみてと言うと、ほぼ人差し指を使います。親指は手首からすぐに生えているので、2,3,4,5のグループでは端っこにある人差し指が一番使いやすいから、でしょうか。
こちらは興味があるので調べて見たいと思います。

脱線しましたが、人差し指だけでなく、全部の指を使って鍵盤を弾くようにやってもらいます。
小指はとても難儀です。

安佐北区 ピアノ教室 可部 長西純子ピアノ教室