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しろうとのど自慢の感覚で

先日の松本和将先生の公開レッスンで、来られたその日に空きがある事を知り、申し込まれたレスナーの方がいらっしゃいました。しかも、昨日準備したとのこと。持ち曲でなければ昨日今日は難しいですが、素晴らしいショパンのバルカローレを演奏されました。とても丁寧に弾きこんでおられて、ただただ感動。その後その受講された先生とお話をする機会もあり、少しお話をしました。コロナ禍になってからソロの曲でコンクールを受けていらっしゃるとの事です。しろうとのど自慢のつもりですよ、と笑っておられましたが、とてもいい表現だなと思いました。

私は大人の方にも、ジュニアの生徒さんにもコンクールは前向きにチャレンジすることを薦めています。新しい曲に出会って、今までにない難しいテクニックを学んだり、期限の決まっている中で時間をやりくりして仕上げていく計画性を付けていく事は、とっても自分の為になるのです。もちろんコンクールを受けるという勇気や、それに掛かる参加費用も発生しますが、同じ目標を持って頑張っている人が他にいる、という横のつながり。普段は自分だけ頑張っているという感じが、他にも頑張っている人がいる事を知るきっかけになります。そして、新しく勉強することが増える事によって、自分の引き出しも増えます。モチベーションアップにもステップアップにも、コンクールはやってみて欲しいですね。うちの大人の生徒さんは、とても頑張り屋さんが多くて指導が面白いです。小さい生徒さんも初めてのチャレンジに果敢に挑んでいます。賞に残ることよりも、それによって勉強して得たものは何にも代えがたいもになります。

 

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