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考えて行動する

昨日は午後から長いレッスンタイムを過ごしました。どのように言葉を掛けたら生徒さんに伝わるか、答えをこちらから言って進めてしまわないように気を付けてレッスンをしました。

注意したこと、改善点を覚えているか確認をしてポイントを絞ってアドバイスをしていくには、こちらも先を読みつつ言葉を発しないといけません。分からないをどんどん因数分解してシンプルにしていきましょう。何が原因か分かっていないと解決が遠くなるのです。

それを実感したのが、自分が受けたレッスン。久しぶりに先生の元へお伺いして、聴いていただきました。年々仕上がりが雑になる私の演奏。このままではいけないのですが・・・。汗。23日のステップを発表会前のリハーサルとして取り組みましたので、暗譜をする、最後まで手の内に入れるようにする、構成を理解する、を目標にレッスンに臨みました。7月の14日に行う発表会では、リストのハンガリー狂詩曲第二番を演奏します。ハンガリー狂詩曲は全部で19曲ありますが、その中でも一番良く知られている作品です。なるべくみんなが知っている作品を選んで演奏しようとは心がけますが、今回ぐらいでしょうか、メジャー作品を選んだのは。笑

最初は難しいからと敬遠していたのですが、譜読みを始めたら意外にまっすぐでシンプルな作品でした。まだメフィストワルツや、超絶技巧のマゼッパとか雪下ろしの方が弾きにくかったです。なんて思って練習していくと、手にはまらないうちからテンポを上げてしまって力が入ります。弾けそうで弾けない。弾けたと思って弾けていない、手に入っていない、和音が掴めていない。何となくそこに手があるので弾いているのを”1と2の指が怠けていますよ”と言われてハッとします。本当だ。やはり、自分ひとりでやっても気が付かないです。非常にクレバーな麻紀先生のお陰で、目と耳に蓋がされていたのがどんどん取り払われて行きました。先生のお宅にわざわざ伺ってアドバイスを頂けて本当に良かったなあと思って帰宅しました。それからレッスンの録音を聴いて復習しているのは2日経った今日ですが・・。

麻紀先生は2番を演奏したことがなく、今までレッスンでも持ってきた生徒がいないと言われて意外でしたが、ポイントを衝く素晴らしい指摘と、手の使い方を教わって、改めて凄い方が広島に居るのにもったいないと残念に思うのでした。前田麻紀先生。ジュネーブ国際コンで1位なしの3位に入賞された広島出身の素晴らしい天才ピアニスト、アーティストです。頭脳が明晰過ぎて、時々質問している自分が恥ずかしくなります。私にはお手本にしたい先生が沢山いらっしゃいますので、学べるところを学び、たくさん吸収していこうと思うのでした。

 

 

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