3月も終わりの日になりました。どこに居ても”平成最後の”という冠言葉がつくので、すっかり今日で平成が最後なのだと思い込んでしまいましたが、明日元号が発表されるのであって、時代が変わるのは５月からです。ちょっと早く駆け抜けました。
私も平成最後の春休みを得て、昨日は子供のたっての希望で土曜日の動物園へと繰り出しました。今回は重大なお願いをされていました。一つ。毎月最後の土曜日にしかない、サンちゃんツアーに参加したい。一つ。土曜日にしかないバックヤードガイドに参加したい。一つ。告知された土曜日しかない動物のエサやり体験をしたい。おまけにポニーにも乗れたら乗りたい。
よし。これは千載一遇のチャンスだから、母も気を吐くぞ。早起きをして弁当を作り、９時開園に間に合うように、滑り込みました。到着はジャスト９時でした。それから走って入り口へ向かうと、正面入り口にサンちゃんツアーと、バックヤードガイドの参加券が置いてある立て看板がありました。サンちゃんツアーの券はラスト２枚。バックヤードガイドは人数分残っていました。２枚しかないという事は、一人あぶれます。子供たちに二人で行っておいてと促すと、もうべそをかく娘。何とかゲットした券を保持させて動物園を回りました。
今回サンちゃんツアーというのを調べたのは、上の子でした。世界で初めてオオサンショウウオの産卵に成功し、飼育研究では学術的にも高い評価を受けている安佐動物公園のオオサンショウウオ保護増殖施設を見学出来る、というツアーなのです。とても希少な体験です。この催しには、私も大いに反応しました。
実はこの春で転勤の為に関東へ引越しした生徒さんが、”ダーウィンが来た！”というNHKの番組で、地元小学生の子として、先の豪雨災害で流されたオオサンショウウオを、番組や研究者さんと共に探しました。この番組を見てから、広島の川の事や、地域性、オオサンショウウオの研究は群を抜いて優れている凄い研究者さんもいて、凄い安佐動物公園のオオサンショウウオの事は知らねばと思っていた矢先のツアーだったのです。（ダーウィンが来た！放送日３月３日。”守れ！オオサンショウウオ 豪雨からの復活大作戦！！）券が取れれば御の字と思っていた程度でしたが、とても貴重な体験をしました。
続く。
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