すっと入って来る

発表会のチラシが出来上がりました。

よーくよく目を凝らして見たら、誤字発見。すみません。プログラムは訂正します。

ステップが終わって後回しにしていた用事が溜まり過ぎて、そちらに掛り切りです。またまた練習がおざなりになるというダメスパイラルですが、今週末はホールをお借りしているので、気合いを入れ直してそちらでリハーサルします。

スクリャービン は学生時代には関心が無くて、一曲も取り組んだことがありませんでした。スクリャービン と双璧をなす、同じロシアの同級生ラフマニノフには痛く傾倒していたので、ソナタ、前奏曲、練習曲、小品などレパートリーに加えていましたが、最近になってラフマニノフを封印していたら、出たのです。やっぱりロシアものが弾きたい気持ちがむくむくと。

プロコフィエフはトッカータしか弾いたことがなく、入りやすそうな3番のソナタを練習しましたが、そこまで肌に合う気がしませんでした。スクリャービン …15年前にソナタ1番を勉強しました。キラキラして素敵なのになんて弾きにくい曲であろうか、ごちゃごちゃしていて、何度離れた音を弾かせるのか、こんなに和音が多くては指示通りのテンポで弾けない、聴くには良いけど私にはむりだ、弾けない、と、それっきりでした。その後も懲りずにエチュードをつまんで練習しましたがやはり手に入った感がなく、憧れはあるけど、触ったら最後、火傷するから聴くだけにしよう…しよう…ちょっとだけやってみよう⁇という魔の周期が来たのです。危険な媚薬があります。やっぱりスクリャービン なんてやるのではなかった、とステップ前までは大後悔していましたが、最近になって距離を取って作品を見ることが出来、なんとなく、あ、わかった、という瞬間が来るようになりました。そうしたら不思議なもので、これまで中、後期の作品の楽譜がアレルギー的に読めなかったのが、頭に入って来るようになりました。そんな事もあるもんだ、と、思っています。もう少しスクリャービン と仲良くなりたいです。

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