甲子園の話を前回書きましたので、その裏は同じ話で締めないと…と思いつつ日が経ちました。結果は準優勝でしたが、久しぶりに良いものを見せて貰った気がします。印象深い夏となりました。私は何十年か昔、四国勢が4県ともベスト8に残って戦い合った時の夏が忘れられません。当時自分も海外のコンクールに向けてバリ練の日々でしたが、練習よりも試合が気になって、集中出来なかった記憶があります。川之江高校の名前を覚えています。甲子園を見ながら私も頑張ろうと、気持ちを鼓舞しながら練習、練習、練習、レッスンの毎日を送りました。
何かに打ち込めるものがあるのは、幸せな事です。結果が出ない時もありますが、その道程が消えることはありません。諦めずに、時には足踏みをして地固めしましょう。
日頃のレッスンは、接する生徒さんに自分の財産となるレパートリーを持つところまで導きたいと願って、指導しています。譜読みが楽になり、指が思う様に動く様になり、イメージが湧いて「こう弾きたい」と思う様になり、自分の演奏を客観的に聴ける様になる様に、これからも指導して行きます。今日来た中学生の生徒さんに、今後の課題にショパンを薦めました。ブルグミュラーを終えて、ソナチネも進みましたので、ようやくここまで到達したなと、小さく喜びました。ピアノはまだまだこれからも楽しみが増えるんだよ。
みんな、大きく羽ばたいてね。
安佐北区 ピアノ教室 可部 あき亀山 ピアノ教室ブリランテ 夏の終わり