楽器も調律

今日はレッスンでメインで使用している、セミコンの楽器を調律して頂きました。四方八方へ飛び散っていた音色に求心力が戻り、弱音の幅が随分と拡がりました。タッチのバラツキも改善されて気持ちの良い響きになりました。ペダルも調整して頂きましたので、なんか変、だったのがスッキリしました。

私が2年前の10月に突発性難聴になってからしばらくは、直に音が聴けませんでした。ピアノの音を聴くと耳が痛くなって、翌日も膜が張った様なボワンとした違和感がありました。次の日にめまいがしたり、耳鳴りがしたりしてこれが不快でした。レッスン中や練習の際は耳の保護の為、痛くなる耳に耳栓したり、防音ウレタンをピアノの中に敷き詰めてモコモコした状態で弾いていましたが、昨年の秋頃からか、生の音を聴いても翌日に不調にならなくなったのです。そこで思い切って防音ウレタンを外してみました。少しずつ耳も慣れて来て、今はウレタンがなくても何ら支障はございません。2年かかって平気になったのです。


この、3枚のウレタン君が両方のピアノの中に入って音をシャットダウンしていました。

奥の黒い板は譜面台の下に敷いて鉛筆の落下を防ぐものです。とにかく徹底して音量を抑えていました。ウレタン君を外したら、生徒さんも弾き方が変わりました。

マンションなどの集合住宅ですと、ピアノの音に対する配慮が必要不可欠になりますね。防音ユニットを組み立てる他にも、振動を抑えるインシュレーターや、防音パネルなどもあります。防音対策は楽器購入の際に、楽器店や調律師さんにしっかりと相談しておきましょう。いろいろな方法や対策を知り、ベストな状態で練習出来る環境を作り出したいですね。

安佐北区  ピアノ教室  可部   ピアノ教室ブリランテ

♬ 2017年度の新規生徒さんを募集します。体験レッスンをご希望の方は、お問い合わせフォームからよろしくお願い致します。2日経っても返信が無い場合は、恐れ入りますが電話でご一報くださいませ♬