それも縁

青柳いづみこ先生の、『我が偏愛のピアニスト』中央公論新社出版を図書館で見つけてページをめくったら、学生時代に師事した先生のお話がありましたので、借りて読んでいます。
いづみこ先生のご著書は、『ピアニストが見たピアニスト』を所持していますが、こちらは伝説級の世界的ピアニストについてのエピソードなど書かれてあります。
我が偏愛のピアニストは、日本人ピアニストについて書かれてあり、どのピアニストにも師事した先生のことが書かれてあります。
演奏家一人育つに、なんと沢山の名伯楽の手にかかることかと改めて実感しました。
音楽留学の場合、行き先を決めるのは学校名ではなく、師事したい先生がいらっしゃるところに行きますので、この先生につきたい、習いたいと思ったら、それを現在師事している先生に相談することから始まります。
師事している先生がコネクションを持っていれば道は早いですが、ない場合はご存知の先生に紹介して頂く必要がありますから、その紹介して頂く先生につき、それから準備が整ってから最短の場合本丸に進みます。
そこで受け入れて頂けるかは、また別の問題なので、チャンスが生かせるか、運があるのか、という別の要素も必要だったりします。
この本を読みながら、そういった別次元のことを思いながら読み進めています。

安佐北区 ピアノ教室 可部 長西純子ピアノ教室