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ポルト国際ピアノコンクール 番外編①

ポルトの有名なものといえば、アズレージョというタイルです。ドウロ川の酒蔵に見学に行った帰りに、サン・ベント駅まで歩いて見に行きました。建物は相当な古さを感じるものでしたが、アズレージョの壁画は見事でした。またコンクールの合間に、最近お亡くなりになったアルド・チッコリーニの演奏会が予告されていました。サン・サーンスのピアノ協奏曲のエジプト風を演奏する予定になっていて、とても楽しみにしていたのですが、残念ながら都合でキャンセルになり、代わりに地元ピア二ストのラフマニノフの二番に変更になりました。その時のホールが、ローマのコロセウム型でした。学生用の格安席を買いましたが、6階くらいの高さで恐ろしいほど舞台から遠く、足のすくむ高さで生きた心地がしませんでした。
とにかくポルトは坂の多い街でした。
それも急坂で毎日の徒歩移動でふくらはぎが筋肉痛になりました。思い出といえば、物価が安かったので毎日カフェでコーヒーを楽しむ事も出来た事、同じ方向を目指す友人が出来た事、親切なKさんご一家が温かい付き合いをして下さった事、スーパーで食材を買い込んでホテルでの飲み会が楽しかった事など枚挙にいとまがありません。
一次予選も残れずでしたが、思い出を胸に、いざ花の都パリへと出発せんと空港に出向きました。

安佐北区 ピアノ教室 可部 長西 純子ピアノ教室