コンクールイヤー

今年は5年に一度開催される、ショパン国際ピアノコンクールがワルシャワで開催されます。
このコンクールは他の国際コンクールと違った特色があります。ショパンの作品のみが課題曲で成り立つコンクールです。
事前審査が2回、それから一次予選から3次予選まで振るいにかけられて、本選でオーケストラとショパンの1番か2番のコンチェルトを演奏して順位が決まります。世界最高峰のコンクールであり、歴史とドラマが多くあるコンクールです。
世の中の三大国際コンクールに、チャイコフスキー国際コンクール、エリザベート王妃国際コンクール、ショパン国際ピアノコンクールがありますが、なんと、4年に一度の開催であるチャイコフスキー国際コンクールも今年行われるのです。
更には日本では浜松国際ピアノコンクールも3年に一度の開催が今年であり、この3つのコンクールが同時に重なるのは60年に一度のことだそうです。
近年ではコンクールを経ないで羽ばたくピアニストも台頭してきていますが、コンクールという闘いの場で若い才能を見聞出来るのも、とても楽しみな事です。
テレビで観るのを楽しみにしています。

安佐北区 ピアノ教室 可部 長西 純子ピアノ教室