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心は心臓にあり?

先日、ショパンの心臓が再調査されたニュースが飛び込んできました。
ショパンは僅か39年の生涯を異国で閉じた後、遺言通り死後身体から心臓が取り出されて祖国に戻りました。
ワルシャワの聖十字架教会の柱に、コニャックの様なアルコールに満たされた壺に入れた状態で埋め込まれました。
遺体はパリに眠っています。
ショパンこそは強烈な愛国心の持ち主で、全ての作品にポーランドへの深い想いと哀しみのようなものが織り込まれています。
自分の心臓は祖国に持ち帰って欲しいとは、どんなに国を想い、どんなに帰りたかった事だろうかと想像します。
ショパンにとって、心臓は心であったのでしょう。
しかし、心臓を持ち帰って欲しいとは…医師が死後に解剖して取り出して、今もなお調べることが可能とは…なんか凡人の理解を超える所にあります。
ショパンの祖国愛は深いです。

安佐北区 ピアノ教室 可部 長西 純子ピアノ教室