目覚ましい進歩

2014/06/12

5歳の生徒さんです。
3歳からピアノを始めましたが、始めて1年は手を焼きました。なかなかレッスンが始まらないとか、眠たくなるという小さな子供さん特有のことにもオタオタしてしまったのも原因の一つですが、限られた時間でやりきれない事の方が多く、一緒に泣きたくなる時もありました。
どれだけ伝わったか、常に案じては模索のレッスンです。そんなに年少の生徒さんのレッスン経験が豊富ではありませんが、経験は知識と少し自信をくれました。
とにかく、先生は勤めて明るく、元気いっぱいに接する。
そうしながらも、子供をよくよく観察して察知することです。
特にピアノレッスンや音楽に関わらず、カンを働かせて機敏に対応することは重要だと思います。今は言ったことと真反対の心境にある場合などは、直ぐにわかります。
カンの部分は鈍らせないように気を付けて行きたいなと思います。
一年くらい落差激しいレッスンが未就学さんでは続きますが、一年も経つとレッスンパターンも定まって、そこからグンと伸びます。ためてグン、ためてグン、ためてグンの成長なので、小さな生徒さんの成長は目覚ましく感じられます。
待った甲斐があったと思うと同時に、親御さんの愛情にも頭がさがるのでした。