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門前の小僧 習わぬ経を読む

耳の動詞には、「聴く」と「聞く」があるように、意識して聴くのと、耳から勝手に入ってくる音が聞こえてくるのは回路の使い方が違います。
脳を介在して意識的に耳を使っているのか、惰性的に音が脳内を徘徊しているのか。
曲というのは何度も繰り返し聴いていると覚えてしまうものです。
暗譜が早い遅いには、曲を知っているか否かということはポイントだと思います。
耳コピは小さい頃から得意で楽譜を見ないで弾くことが出来ましたが、楽譜を読まないで弾いてしまうので読譜が不得手で、曲の掘り下げが甘かったのはよくありませんでした。
日頃のソルフェージュを怠らないこと、いつも楽譜を目で追いながら弾けるように習慣付けておきましょう。
聴音もやはり重要なのですが、目からの情報を脳内に立体的に再現出来るようにバランスよく勉強して行きましょう。