滝廉太郎など

邦人作曲家のお勧めですが、滝廉太郎の憾という遺作は非常に秀逸で見事な旋律を持つ作品です。この曲を初めて聴いたのは、声楽家と一緒に趣向を凝らした演奏会を企画した時に、詩の朗読のバックミュージックに選曲されていて知った次第です。
あまりの効果に会場も固唾を呑んで詩の朗読を聴かれていましたが、それまでこの曲の存在を
知らなかったので収穫も大きかったです。
いつか男子生徒さんに勧めてみようかなと画策中です。
和的な響きでは、琴の第一人者である八橋検校の六段をピアノ曲にしたものが面白いですね。
時節から外れますが、平井康三郎のさくらさくら幻想曲なども取り上げたい作品です。

広島市 ピアノ教室 安佐北区 可部 長西純子ピアノ教室