国際コンクールへ

ちょっと端折りまして、私の大学院修了後の話です。
大学では小○先生、大学院では花○先生について、師事する先生にも恵まれました。途中留学したかったのですが、難しいものがあり、修了報告も兼ねて菩薩の先生のところへ両親とご挨拶に伺いました。
留学が諦めきれず、博士課程への進学は今すぐは叶わぬらしい、今後どう進めばよいのやら、と相談したら、現在では留学経験や国際コンクールで実績を積むことが将来への布石となること、修士は掃いて捨てるほどいますよ、との現実を指摘されて、厳しい言葉に玉砕します。しかし全く視野になかったコンクールが再びクローズアップされました。それも国際コンクール?
貴方、悠長な事をしている暇はありません。菩薩先生は優しいけど、ものすごくシビアなプロフェッショナルの先生なのです。日本中の優秀な人材が先生を頼って集まるのです。直ぐに、国際コンクールを調べて、また生活がひっくり返るような、ピアノ漬けの日々が始まりました。
一ヶ月で仕上がらなければ、参加は認めない、との宣告も受けて、一日8時間練習するようにスケジュールを渡されました。

安佐北区 ピアノ教室 可部 長西 純子ピアノ教室