コンクールの話しの流れを戻します。
私がご指導頂いた先生は、どの先生も人生に大きな影響を与えた、ものすごい…という言葉しか思い浮かばないのですが、今になって次元の違う世界の人ばかりでした。
中でも当時の広島で、新聞に名の出る優秀な大学生、高校生、中学生の先生が光○先生のお弟子さんでした。
ただ、私は光○先生に付くまではそれを知らず知らず、あのすごいスーパー高校生、スーパー大学生人達が憧れで、1992年のジュネーヴ国際コンクールで一位なしの3位に入賞したM先生やパリのコンセルヴァトワールに在学中であったM先生の演奏に鳥肌が立ち痺れて、この人達の先生ってどんな人なんだろうな、と思っていたのでした。
3ヶ月間特訓をして下さった音大の先生が、貴方を紹介する手筈が整いましたから、先方の先生にお電話して下さい、失礼の無いように、と通達あり、連絡先とお名前を聞きました。約束の日にちにドキドキしながら電話を入れました。受話器を持つ手中に汗をかいて呼び出し音を聞きました。。
そして、はい、と鈴の音のような声を聞いてから身体中の力がふあーっと抜けて、あの、あの、あのです、はい、と咬みながらお話をしたのでした。
安佐北区 可部 ピアノ教室 長西 純子ピアノ教室