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ノーブルな響き

朝にNHKFMを聴くのが習慣なのですが、クラシックが終わって尚も聞き流していたらJAZZが流れてきました。
私は昔JAZZが大嫌いで、そんなものの音楽にピアノを使わないで欲しいと心底思っていた程毛嫌いしていました。気持ち悪くてしょうがなかったのです。
しかし、あるCDを聴いて180度の転換をしてしまいました。
学生時代に、これ、自分の大好きな音楽家だから是非聴いてみて欲しいとわざわざプレゼントしてくれた人がいたのですが、JAZZと知って途端顔が曇りました。
げ、、JAZZかぁ……
私はJAZZが大嫌いとは言い出せず、CDの透明のフィルムを開けることすらないまま半年が過ぎました。
ある日、あれ、どうだった??と感想を求められていよいよ聴かない訳には行かなくなり、どうししようもなく、作業のようにアンプの前に座って、はいどーぞみたいに再生ボタンを押したのです。すると、なんともうっとりするような匂いが感じられる和音の響きに包まれて、鳥肌が立ちました。ビル・エバンスのワルツフォーデビィの一曲目でした。
ちょっとした雷に打たれたようなショックがありました。
音楽の情景が思い浮かびます。
JAZZにこんな名曲があったのかと衝撃でした。失礼ながら、クラシックが最上で、JAZZみたいな安っぽいものを音楽と思えず。。
と、下に見ていたのです。
あの和音の響きは美しかったです。
JAZZを聴きながら、ふと、バッハもJAZZ風にアレンジ出来るんだよね、、と音楽の魅力を再発見した一日でした。

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