コンクール

来月から新年度が始まりますね。
学年が上がって新しい生活が始まりますが、日々の生活を楽しみながら送って頂きたいなぁと思います。
今年はコンクールにチャレンジする予定の生徒さんも居ますので、コンクールについて、思うことを書いて行きます。
ある程度の進度が見られる生徒さんには、コンクールを受けてみるように勧めています。コンクールは自分と同世代の、ピアノを学んでいる人と触れ合い刺激を受ける機会であること、およそ相対評価であるので抜きん出たものを持っている人はふるいにかけられても残ります。発表会以外に、同世代の同じようにピアノを学んでいる人と出会う機会、その演奏を聴いたり、同じステージで弾いたりするチャンスは他に無いので、競う場ではありますが、取り敢えずチャレンジしてみることを話しています。
ここぞという時に集中力を発揮して緊張と上手く付き合っていくには、慣れも必要になってきます。
コンクールを利用するのは、いい刺激になるからです。なんらかの起爆剤になるかもしれないし、自分はどのように音楽と向き合って行きたいか、考察する機会にもなるでしょう。時々は人前で演奏すること、聴いてもらうことが、楽器演奏の上達には不可欠なのです。
上達にはもちろん、技術だけではありません。音楽性が無いと思うものも伝えられないのです。感動を届けるには、何が必要なのか。いくつもの壁や困難も吸収しながら中身を豊かに、自分の人生の糧にしていって欲しいと切に願います。
コンクールはきっかけであり、ゴールではないのです。

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安佐北区 ピアノ教室 可部 長西純子ピアノ教室