往年の大ピアニストであるルービンシュタインは、ピアノの上達の秘訣は？という質問に対して、一にバッハ、ニにバッハ、そしてまたバッハと答えています。
バッハを深く敬愛し、その作品を常に弾き、生徒にも勉強するように勧めた作曲家にショパンがいます。
バッハの平均律クラヴィーア曲集からインスパイアされて、ショパンの前奏曲集は生まれました。前奏曲集を書いた作曲家は他にもドビュッシー、ラフマニノフ、スクリャービン、メシアン、ショスタコーヴィチ、カプースチン、フォーレなど枚挙にいとまがありません。
ベートーヴェンのソナタにも荘厳なフーガがある曲がありますが、やはりバッハには敵わないと恩師には言われて、そういうものなのだと知ったものです。
その時はわからずとも時間の経過と共に分かるまで熟した、と言えるでしょう。
私もレッスンでは生徒さんにはバルトークのミクロコスモス、バッハの作品、ハノンの音階と歌うソルフェージュは必ず取り入れます。
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安佐北区 ピアノ教室 可部 長西純子ピアノ教室