コーヒーと音楽

やっと涼しくなった気がしたのに、暑さがぶり返していますね。日中は蒸し暑くて夜も寝苦しいです。
芸術の秋の到来ですが、この時期は肌寒いくらいの街中でお茶をしたいものだと夢想しながら発表会の準備をしております。
私は酸っぱくて熱すぎるコーヒーしか飲んでいなかったらしく、これのどこがどう美味しいのか分かりませんでした。しかし、イタリアに行ってバールでエスプレッソを飲んでから猛烈な珈琲党になりました。つまりコーヒーには酸味が強いものと苦味が強いものがあることを知らなかったのです。26になるまでなんて不味い飲み物であろうかと受け付けなかったのです。
珈琲がダメな人がいきなりエスプレッソにハマるって…
コンクールの合間にバールで日記を書きながら、秋風に舞う枯葉を浴びてエスプレッソを飲むシチュエーションに酔っていたのかもしれません。
以来イタリアンローストかフレンチローストで淹れたエスプレッソに牛乳3倍が定番になりました。ゆっくりした時間が持てるなら、音響の整った部屋でクラシックの名盤をお茶を片手に聴きたいものです。
バッハの作品には、コーヒーカンタータという、当時の世俗風景を音楽にした作品があります。
昔から嗜好品として愛されてきたのですね。

安佐北区 可部 ピアノ教室 長西純子ピアノ教室