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ピアニスト 古今東西

先日家事をしながらFMを付けましたら、ホロヴィッツの特集を組んで放送していました。
なんでも今年はホロヴィッツの生誕110年に当たる年で10月1日がバースデーとのことです。改めて一時代を築き上げたスーパーピアニストの演奏を聴いて、今の時代には見当たらないスケールの大きさに嘆息しました。
ホロヴィッツの遺した言葉は実に痛烈で的を得ています。
ピアニストには3種類しかいない。ホモと下手糞とユダヤ人だ、と。昔は意味が分からないままふーんと聞いていたものですが、大人になり何度か海外に出る事があって、これは真実なんだなと知りました。
ホモ…多いです。素晴らしいピアニストには、でもあの先生ホモよ、っと囁かれる事もあります。海外ではよく聞きました。下手糞…市井のピアノ弾きの方がどんなにか素晴らしいだろうかと思う時があります。様々なコンクールを経験して垣間見た経験からです。
ユダヤ人…言わずもがな、です。
徒然に書くとして、FMを聞いた日から毎日ホロヴィッツの名盤やスクリャービンの録音を繰り返し聞いて思いを馳せています。

安佐北区 ピアノ教室 可部 長西純子ピアノ教室