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客観的ということ

イメージの中でも弾ける様になる、これは実際にやって見たらわかる事ですが完成していないと、未完成のものに一生懸命息吹を吹き込む事になります。
楽譜という平面図から演奏者である自分の技量と、読譜によって出来上がった4次元の世界、それにイマジネーションと時間軸の中で進む音楽を空間に作るのですから、推敲に推敲を重ねた音楽を生み出し、出来上がった物を壊し、再構築する、こういった過程も必要なのです。
しかし、この作業をするのも主体は自分です。
ピアノという楽器はそれだけで完成したオーケストラになりうる楽器で、演奏者は独りよがりになりがちです。
第三者に聴いてもらう事も大事ですが、自分の姿を実際に見て練習する事、自分の演奏を録音して聴いてみることも行って下さい。
イメージの中で、演奏している自分と、それを客席で聴いている自分を作り出してみるとは、つまり冷静に客観視するということです。
これはとても効果的です。

安佐北区 ピアノ教室 可部 長西純子ピアノ教室