基礎はピアノから

小さな子供さんの可能性は無限大である事を、時々目にします。
聴いた言葉をあっという間に覚えていたり、数字、アルファベットや平仮名、片仮名を
目で認識してまるごと画の様に覚える能力を発揮します。
これはパターン認識能力と言って、小さな子供は特に発達しています。
早期教育にフラッシュカードが使われる所以と思います。
音楽での応用は、和音カードを見ながら和音記号を覚える、五線譜のどの位置に音符があるのかを見て何の音で形成された和音かが分かる、こういった能力が付いて、楽譜を渡された時に読譜が苦労なく行われる事です。
実際に何の音なのか、その音はどんな高さの響きをするのかは、鳴らした音と音名が一致するよう繰り返し聴いて訓練します。
日常生活においてピアノの曲を聴いていたりすると、それが何の音なのか教わる事がなくとも分かります。小さな頃からの自然な慣れは音楽の早期教育には非常に有効です。
声楽や管楽器、打楽器、チェロ、コントラバスなどの大きな楽器は身体が出来てからでも遅くはありませんが、ピアノやヴァイオリンは早く時期から始めておかないと将来専門的な道へ
進もうと思った時には遅い場合があります。その中でもピアノは全ての楽器の基礎です。
指を使った楽器演奏は、あらゆる場面においても有益な教育です。

広島市 ピアノ教室 安佐北区 長西純子ピアノ教室