ピアノ教室 ブリランテ > コンクール > 親と指導者のセミナー

親と指導者のセミナー

秋が深まって来ましたね。私は寒がりの暑がりなので、羽織はいつも手元に置いて生活をしていますが、足冷えが厳しくて年齢を感じる今日この頃です。

先日はオンラインセミナーに参加しました。子ども達の指導をお願いしている先生がお話下さるので、保護者兼指導者として興味深いお話をたくさんお聞きしました。私は我が子のピアノを他の先生にお任せしています。自分も指導の勉強の為に、いつも付き添って参考になる事をメモしたり、気が付いた事を書き留めたり、喜んだりがっかりしたりしながら、子どもの成長を見守っています。いつも大事な事を教えて頂くのですが、今回は特に、小学生の間、レッスンに付き添ってもらうのは自分(先生)が乗り移ったかのようなレッスンを自宅で再現してほしい為だからではなく、レッスンで褒められたことの証人になって欲しいから、子どもとその喜びを共有してほしいから、と言われた事に、納得しました。そうなのです。お母さんがおうちでピアノの先生に豹変してはいけない。お母さんはあくまでもお母さん。子どもに無償の愛を降り注ぎ、美味しいご飯を作って一緒に食べて、子どもの喜びも悲しみも共に分かち合う存在でありたい。なのに、先生の役までしては先生の出番は?先生のお役奪われます。

レッスンとなると、練習をさせなくちゃといけないと責任を感じてしまって、子どもの考えや行動はさておき全て代わりにしてしまうお母さんもいらっしゃいますが、それは子供たちが自分で考えて行動する機会が奪われてしまいます。練習はさせられてするものではなく、自ら必要としてやるもの。出来るまで何度も何度も繰り返しやってみるもの。なので、出来ない事が出来るようになるよう、レッスンで練習の仕方のヒントになる事を繰り返しやります。じっと見守り、励ましながら、傍に居ながら沢山口出しはせず、適度に離れすぎず、子どもの大好きなお母さん、であるように、私も気を付けよう、と思った時間でした。残念なのは、こういった素晴らしいお話はすぐ忘れる事です。

困るなぁ。

 

 

 

安佐北区 ピアノ教室 可部 あき亀山 ピアノ教室ブリランテ セミナー 親子