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久しぶりの勉強会

コロナウイルスで生活が一変してから、当たり前のように開催されていた勉強会もストップしてしまいました。前回は2月の末だったのですが、それから一気に公立学校が休校になり、何にもなくなりました。当たり前のことが、当たり前ではない、と目の前に突き付けられた1年でした。6月から恐る恐る学校再開になり、コロナに疑心暗鬼になり、手の皮がめくれるまで手洗いやアルコール消毒をする一年でした。マスクなしで外出なんてもってのほかで、今や口紅なんて必要ないし、勉強会の時は精一杯のおしゃれをして出かけていたのに、そんな必要もなくなりました。その勉強会が開催されるので、指導者の先生方とお会いできるのも嬉しく、久しぶりにマスカラをギトギトに塗りたくって出かけました。近況報告会しながら、3,4の指を独立させるための練習方法を実践して身に着けて行きました。4の指はなかなか思うようには動かない難儀な指ですが、3の指と一本の腱でつながれているから、自在に動かないのです。そのひっつきもっつきの指を独立させるには、どんな練習法を提案する?の命題の元に、5の指を鍵盤に置いたまま3と4を動かす、という練習を10回連続して止まらず続ける、という練習をしました。指にも運動を刷り込ませるのと、脳にも練習方法を指に指示を出してもらいます。この連携が上手くいって指は動くのですが、ただ機械的に動かすのでは音楽にはなりませんので、メカニックだけを追求しないで音色が美しいのか、その響きは美しいのか、必ずよく聴きましょう。

響きを聴く、というと皆きょとんとしますが、空間にしみわたる靄のようなものです。それに色が付いていて、耳が色を見つける・・とでも言いましょうか。色聴と言う言葉がありますが、5感をフルに回転させてこの音は何色かなとか、この響きは焼き芋にバターを垂らした時に香りが立ち上がる芳醇な香りのようだ、などと感じ取れるといいですね。音楽を追求しましょう。

勉強会の後は急ぎ買い物を済ませて帰宅しました。2020年も暮れに近づいて来た感があります。いつものんびりしている私が、先の事も片づけている。

もう2021年の準備が始まっています。

 

 

 

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