日本的な教育

昨日の話題に続きます。
お子様の練習や浮き沈みには長いスパンで見守ると提言致しましたが、
長いスパンとはどれ位か⁉
これは、その人の人生と同じ長さと思っています。

あるサイトに子供の頃習って嫌だった習い事を上げているものがあり、気になって覗いて
見ましたらばピアノがNo.1で思わずため息が出ました。
同時に、やはりね…と思い当たる節もあり、指導者としても非常に考えさせられました。
ヨーロッパでのエリート音楽学校の音楽教育で幼児を指導するのは、
ベテランのおじいちゃん先生やおばあちゃん先生です。
子どもの頃の豊かな感性を褒めて伸ばしてやれる、子供達にとっては暖かくて、優しくて、
時々道理もビシッと諭す、何と無く凄い先生なのかなと子どもが肌で感じる相手です。
レッスンは厳しかったけど気分が乗らない日はお絵描きに付き合ってくれたりした、と大人になって述懐するような存在です。
ピアノを上手に弾く、音を外さないで止まらないで、とかの視点で捉えていたら
間違いなくピアノは嫌いになるでしょう。
その人の個性を伸ばして全人格に関わるのが習い事だと思います。

広島市安佐北区 ピアノ教室 長西純子ピアノ教室

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