アリとキリギリス

11月も末になりましたね。振り返れば早かったような気がします。今月中に仕上げたい仕事がありますので、夜になると眠たくて仕方がない所を踏ん張って済ませます。昨日は我が子のレッスンでした。上の子は不器用ですが、言われたことをちゃんとします。本人なりに努力をしていますが何せ不器用ですから直ぐには出来ませんが、コツコツとしてきたことがここの所身を結び、力をつけて来たなと思いました。私が口を出すと子供の自立を妨げるので、ぐっと我慢してやかましく言わないように、心掛けています。自分で練習をするように、そして、練習には付き合うけれど、レッスンの為に弾けるように導かないで、考えて答えを出すように気を付けています。曲がり道もよし。昨日はたくさん合格したようで私も嬉しかったです。頑張ったもんね。対して下の子は、練習をほとんどしません。聴いて覚えて弾けるので、聴いたことを弾きます。やれば出来るので、日頃の努力がありません。本人がコンクールに出ると言ったのでチャレンジさせたはいいけど、本番間近になってもやる気になっていないので、ドカンと雷を落としたら残り数日で練習をしていました。本番にはめっぽう強いけど、カンで弾いてしまう要領の良いタイプで日頃の努力貯金はゼロです。ガミガミと練習しなさいと言ってしまいます。言っちゃダメなのだけど、ついつい、です。そして下の子は自分の小さい時とそっくりなのです。しょうがないか、自分の子だもんね、、と諦めながらも、自分と同じようにならないように、コツコツ努力をする人が最後に残るんだからねと言い聞かせて、毎日練習をするように、練習出来る環境を整えるように、私も努力しています。うちに来てくださっている生徒さんの1週間や、お母さん方の気苦労も痛いほどわかります。完成品を持ってこなくていいので、いつも考えていつも聴いて、いつもよりよくしようと思ってピアノに臨んでくれたら嬉しいです。演奏は一発勝負なので、日頃の努力がとても大事なのですよ。

 

 

 

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