すごい

遂に日本人もここまで来たか、と思いました。

現在モスクワでチャイコフスキー国際コンクールが開催されています。その一次予選の様子を見ました。素晴らしすぎる、藤田真央さん。今回唯一日本人ピアニストでエントリーしている男性ピアニストですが、こんなに傑出した弩級の存在が日本で育まれていたなんて、奇跡です。末端のピアノ指導者があれこれ言うのもなんですが、1次予選の演奏を聴いて、聴きながらぶわーーーっと鳥肌が立ち、背中がゾクゾクしました。こんなに身震いするのは久しぶりです。それも超弩級です。物凄い才能、神様に愛された人です。一音一音、広がる響きが全体を満たす空間の中で核分裂し、音楽が爆発していて、破裂しそうでした。音楽で按摩にかかっているような感じです。サイダーの海に飛び込んだような、皮膚を震わす感動がありました。最初のバッハから物凄いショックを受けました。なんてすばらしい演奏でしょうか。真央という名前から、空海さんの幼名、真魚を連想しました。きっとこの人は音楽の海で生き生きと泳ぎ、これからの音楽界の中心になるでしょう。なって欲しいです。感動しました。2次予選の演奏も楽しみです。

そんなモスクワの様子に魂消てしまいましたが、足元こちらではあっちこっちでピアノコンクールが開催されています。うちの生徒さんも頑張ってエントリーしましたが、残念報告が届きました。仕方がない事もあります。やるだけやったら、一生懸命に演奏しましょう。一度の落選で落胆することなく、逞しくチャレンジして磨いて行って欲しいです。

 

安佐北区 ピアノ教室 可部 あき亀山 ピアノ教室ブリランテ チャイコフスキーコンクール ビックリ