5月も後半になると、今年のコンクールがどどどっと始まります。私が子供の頃は小学生の低学年が参加するコンクールは少なかったのですが、今ではどのコンクールにも未就園児から参加できるクラスがあります。
コンクールは音楽家にとっては試合のようなもので、自宅とレッスンでの練習以外に外を知るきっかけとなる場でもあり、研鑽することが出来る場です。外部との繋がりが薄くなりがちな音楽家にとっては、とても刺激になります。チャンスがあればチャレンジを薦めます。日頃のレッスンでは教えきれない、生での体験ほど勉強になるものはありません。見て、聴いて、体験して、失敗して、学ぶことが沢山あります。
その為の準備はずっと積み重ねていくのですが、やはりリハーサルがとても重要なのです。本番に向けた想定リハーサルを事前に行うか否かで、実際の本番の出来が変わります。演奏会場は自宅やレッスン室とは違って音響が整ったホールであり、使用するピアノはフルコンサードグランドで鍵盤が家庭用よりも長く、楽器が大変大きく、響きが変わります。また大きなホールに出た途端、経験したことのない緊張感を味わうかもしれません。何もかも想定しておいて、準備を整えて、リハーサルを面倒がらずにしましょうね。
今月末は西区民文化センターにて広島西地区のステップが開催されます。こちらにリハーサルに送り込んだ生徒さんが、いろいろ学んできてくれるといいな。
来月は安芸高田ステップです。うちの教室から５名参加します。さぁ頑張ろう。
安佐北区 ピアノ教室 可部 あき亀山 ピアノ教室ブリランテ コンクール ステップ リサーサル大事よ