日日是精進

昨日は後輩であるピアニストの山根真優さんの演奏会がありました。大学院を修了してなお、研鑽を積み精進し、成長している演奏に感動いたしました。

今回もジョイントリサイタルで、フランスものに焦点を当てて果敢に難曲に取り組んでいました。何よりもドビュッシーの演奏が素晴らしかったです。新しい境地を開いたなと思う演奏で、感動して涙が出ました。久しぶりに鳥肌が立ちました。ドビュッシーの前奏曲集から亜麻色の髪の乙女、ミンストレルと、サン=サーンス/リスト編曲の死の舞踏も圧巻でした。楽器が底からぐわんぐわん鳴ります。フルコンが全開になった響き、こんなに鳴らしきれるのが本当に羨ましいです。大砲のような気持ちいフォルティシモがぼかんぼかんと鳴る。いいなぁーー私も若ければなぁーーーなんて、思わず思ってしまいました。

終演後、彼女とお話した際になかなか練習時間が取れないと涙をためて話していましたが、いえいえ、音楽の神髄に近づいている演奏で立派でした。これからも応援します。頑張ってほしいです。

私もなかなか自分の時間が取れずもたもたしているので、勢いでステップに申し込みをしました。ああああああまだなにも弾けないのですが。やるしかない。やるしかない状況に追い込まねばやらないけど、そうやって社会人はやるのです。日々是崖っぷち。

 

安佐北区 ピアノ教室 可部 あき亀山 ピアノ教室ブリランテ 演奏会 大学 大学院 後輩 フランスの風にのせて 指がもげる直前まで練習します 背水の陣