利き手

利き手という内容のブログは何度か書いたことがあるかも知れませんが、敢えて再び?三度?投入致します。

昨日は午前中指導者の勉強会でした。エディションを学ぶグループの中にある、指や腕の仕組み、脱力などを学ぶ勉強会です。最初にこのクラスに入ったときは新入りでまだまたひよっこ、という事で”ひよこ組”の構成員でした。何年も勉強している先生は白鳥組。(ベテラン上級クラス)中級クラスの名称は何でしょうか。在籍3年越えて、進級してもいいよーとの指導者の先生のお声で、中級クラスに進級出来た、脱ひよこです。

学ぶ事は同じなのですが、進級と言われると何故だか気分が良いですね。その勉強会の中でも話題になった事ですが、右手と左手が何故同じように動かないか、というテーマについて各々考えました。右利き、左利きが存在するのは何故か。それから、世の中のおよそ90%の人は右利きです。何故でしょう?

一つの説に、心臓が右に存在するから、というのがあります。昔々からの我々の先祖が右側にある心臓を守るため、右で剣を持って左手で盾を持ち心臓を守ったから。右手が前に出る、右をよく使うという説=右は攻撃し、左は防御、=そのため右が利き手となった説。しかし世の中には必ず例外があるもので、心臓が左にある人がいるそうです。それも内臓の位置も全く逆に存在する全内臓逆位という人もいらっしゃるそうで、その指導者の先生は実際にお会いしたことがあるそうです。そういえばブラックジャックでも、鏡を使って手術する話がありましたね。

要するに利き手には使用頻度が生じるのです。

右利きの人は右手で用事を済ませます。右手でドアを開けて、右手でイコカをピッとして、右手で冷蔵庫を開けて右手で包丁を握り、右手で箸を持ち、右手で歯磨きをして、右手でスマホの検索をして、右手でマウスをクルクル動かします。ピアノは右手が殆どメロディを担当し、左手は伴奏系が多いのです。日常生活の右と左の役割と何ら変わりはありません。しかし、右手のピアニストは稀ですが、左手のピアニストは多く存在し、左手だけの曲は3000曲ほどありますが、右手だけの曲は252曲だそうです。約12倍です。

小さいころから左利きだったらもっと左手のパッセージが楽に弾けるのに、と左で字を書いたり、食事をしたりしていましたが、右みたいに自在には使えません。そのうえ、世の中に存在するものが右手用に作られているものが多いので、結局右手で用事を済ませるのが楽であると、そのまま流れて私も右利きです。しかし、弾けていない所は利き手でない方に問題があります。左手の練習の特訓を日常的に行う事になりますが、難儀であります。どちらも半々とはいかないものです。

練習に行き詰まる時は、利き手でない方をすること。左手強化部長より。

雑な終わり方になりました。

 

 

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