モーツァルト日和

昨日は久しぶりの積雪でしたね。皆様の地域はいかがでしたでしょうか?全く空は暗いし、綿をちぎったような雪がぼたぼた落ちてくるので、これは引き籠るしかあるまいと家事ばかりの一日を過ごしました。

今日は打って変わって晴天で安心しました。さて、こちらのブログをお読み頂いている皆様に質問です。

今日は何の日かご存知ですか?

答えは、神童モーツァルトの生誕日です。1756年1月27日に、オーストリア・ザルツブルグで生まれました。ザルツブルグと言えばモーツァルトです。ザルツブルグ音楽祭、ザルツブルグ・モーツァルテウム音楽院、などモーツァルトに因む言葉しか浮かばないくらい、モーツァルト色の濃い都市です。

モーツアルトは神童と言われた程の類まれなる音楽才能を示し、父レオポルトは息子の天才ぶりに驚嘆して、早くから音楽の特訓をしました。よく知られているエピソードに5歳で作曲した、というものがあります。ベートーヴェンがのたうち回ってうなり、音楽を推敲し産みの苦しみで送り出したのと対照的に、頭の中に音楽が泉のように湧き過ぎて、鳴り過ぎて、早くこのたくさんの音楽を頭から出してーーと、苦しんだそうです。頭の中で出来上がった作品をさらさらさらと譜面を書いていったそうです。

ピアノ学習者に於いて、ブルグミュラーが終わり、バッハの作品を勉強するようになれば、並行してソナチネアルバムなどの古典派の作曲家の勉強に入ります。クーラウやクレメンティ、ハイドンは良くても、個人的にモーツァルトのピアノ作品は手こずりましたので、不得手と避けていました。しかし、弦楽四重奏や、オペラ、シンフォニーなど、他の楽器の作品は大好きで、好んで聴いています。

お薦めする特に好きな作品は、弦楽四重奏”狩り”、ディベルティメントニ長調です。高揚感というのか、幸福感というのか、何とも言えない美しい波長に、どうにかなってしまい、明日こそヴァイオリンを買ってしまって習おう!!と思うくらいです。(強く思うが実行が出来ない)ピアノはソロの楽器なので、アンサンブルはいいですね。

モーツァルト全集、や、おすすめのモーツァルト作品集の中に上記の作品は必ず入る人気作なので、機会があれば是非、お聴きください。

モーツァルト、いいです。

今年こそはお近づきになりたい。

(上手に弾けるようになりたい)

そして、今年2019年はモーツァルトの父、レオポルトの生誕300年です。メモリアルイヤーなんですね。

おもちゃのシンフォニーはお聴きになったことがあるかもしれません。

 

 

 

安佐北区 ピアノ教室 可部 あき亀山 ピアノ教室ブリランテ モーツァルト熱が出る日 127